「交換したオイルフィルターの値段がもしかしたら高かったかもしれない」と、点検後に不安に感じる方は少なくありません。
オイルフィルターの値段や交換費用は、知見がないと不安になってしまうのです。 オイルフィルターの値段は、およそ1,000円〜3,500円の間ですが、純正品かどうかやタイプによって異なります。ただし、この費用に交換費用は含まれていません。
この記事では、オイルフィルターの値段や交換費用などを詳しく解説します。 この記事を読めば、オイルフィルターの値段についての知見が深まり、交換に対して不安がなくなるでしょう。
ヨロストのオイルフィルターはこちら- 【目次】
- オイルフィルター・オイル交換に関するよくある質問
- オイルフィルターの値段はどれくらい?タイプ別に徹底解説!
- オイルフィルターの種類とは?
- オイルフィルターのタイプとは?3つのタイプの特徴を紹介!
- 車にあったオイルフィルターの選び方とは?
- まとめ
オイルフィルター・オイル交換に関するよくある質問
まず始めに、オイルフィルター・オイル交換に関するよくある質問を紹介します。オイル交換の時期や作業時間の目安など、オイルフィルター・オイル交換が、どのようなタイミングで必要なのか知っておきましょう。
ガソリンスタンドでオイルフィルター交換を頼むといくら?
ガソリンスタンドでオイルフィルターの交換をお願いした場合、車用品店よりも比較的、安価に済む場合があります。その分、選べるオイルの種類は少なくなる可能性はありますが、気軽にお願いできるといった利点も。値段については下記に記載します。
- オイル交換:2,000円~5,000円
- オイルフィルターの交換は+2,000円程
オイル本体の価格・ファイルターの価格・作業工賃なども含まれています。店舗によって値段は変わりますので事前に確認しましょう。
オイル交換時期の目安はどれくらい?
オイル交換時期の目安については、一般的に走行距離3,000km~5,000kmごとが良いとされています。前回のオイル交換から5,000kmを超えている場合は、一度オイルのチェックを行いオイル交換することをおすすめします。
ただ、走行距離が短いからといって交換しなくても良いという訳ではありません。オイルは時間によっても劣化していきますので、あまり車を使用しないという方も3か月~6か月ごとに交換すると良いでしょう。
上記のケース以外にも、オイル交換を早めに行った方がいい場合があります。それはシビアコンディションと呼ばれる環境下で走行することが多い場合です。
- 高速道路を長時間走行する
- 一度に運転する距離が極端に短い、急発進や急停止が多い
- 細かい砂、ほこり、雪道での走行
- 急勾配の坂道を頻繁に走行する
このように、車にとって負担の多い道をよく走行する場合は、一般的に言われている基準よりも早めにオイル交換を行うことをおすすめします。
オイル交換の作業時間はどれくらい?
オイル交換にかかる作業時間についても紹介します。
通常、オイル交換のみであれば作業時間は15分程度、オイルフィルターの交換を含めても30分ほどで終わるでしょう。ただし、お店が混雑している場合はこれ以上に時間がかかる時もありますので、注意が必要です。
純正オイルフィルターと社外オイルフィルターの違いは?
純正と社外のオイルフィルターは価格や素材、大きさなどが違います。
社外製品は、格安の製品から高品質製品まで種類が幅広いです。使用されているエレメントの素材や大きさは異なるため、使用する際は注意しましょう。純正品より社外品のオイルフィルターが高い場合は、性能の向上を目的としている場合が多いです。
車種や乗る頻度などを考えて、自分の車に合ったオイルフィルターを選択しましょう。
オイルフィルターの値段はどれくらい?タイプ別に詳しく紹介
オイルフィルター自体の値段は、タイプによって異なります。オイルフィルターのタイプ別の値段は、以下のとおりです。
普通のオイルフィルターの値段
普通のオイルフィルターの値段は、およそ1,000円〜2,000円です。
上記は販売元で直接販売している純正品などのオイルフィルターの値段で、純正品もしくは近い性能・機能だと値段は高くなります。純正品に限定して選ばなくても、他メーカーもしくは社外品のオイルフィルターならお得に購入が可能です。 社外品でも、純正品と変わらない品質であることがほとんどですが、性能・機能が異なります。
購入前には値段以外の部分を見て、コスト面を重視して考えてみると良いでしょう。
ハイスペックのオイルフィルターの値段
ハイスペックのオイルフィルターの値段は、およそ1,500円〜2,500円です。
基本的にオイルフィルターは大きな車であればあるほど、比例して値段も高くなります。また、ハイスペックのオイルフィルターは、ろ過性が高くエンジンオイルを綺麗にする機能を備えているのが特徴です。フィルターの目が細かったり、マグネットを装備していたりするタイプがあります。
高速走行など、オイルフィルターに負荷がかかる走行をする車に搭載しましょう。
輸入車用のオイルフィルターの値段
外国車などのオイルフィルターの値段は、およそ1,500円〜3,500円です。
高性能を謳っているオイルフィルターには、金属片を吸着するマグネットやエレメント装備のオイルフィルターがあります。また、オイルフィルターによってはグレードが設定されており、価格ごとに性能を上げることも可能です。
外国車に搭載するオイルフィルターは、耐久性・安定性などに優れているものが多く、長距離走行や高速走行に適しています。
オイルフィルターの種類とは?
オイルフィルターの種類は、以下の通りです。
- コンビネーション型
- フルフロータイプ
- フルフロータイプ・バイパスタイプの兼用
オイルフィルターの構造やメンテナンス方法なども異なります。オイルフィルターの種類を深く知った上で、オイルフィルターを選んでみてください。
①フルスロータイプ
フルフロータイプは、国産のガソリン車に多く用いられているオイルフィルターです。
1個のオイルフィルターでエンジンオイルをろ過した後、金属などを吸着するように設計されています。フルフロータイプは2種類で、中身とカートリッジを交換できるスピンオン型、中身のみ交換できるエレメント交換式があります。特にスピンオン型は点検しやすいため、多くの車で使用されています。
近年はSDGsなどにより資源のことを考えて、エレメント交換式を選んで搭載する車が増加中です。
②フルスロー・バイパス併用型
フルフロータイプ・バイパスタイプの兼用は、ディーゼル車に搭載されることが多いです。
フルフローとバイパスで、各1つずつのカートリッジが使用されているという特徴を持ちます。ガソリンを使用する車よりも、ディーゼル車の方がスラッジが発生しやすいです。多くのスラッジを吸着できるため、2種類のオイルフィルターが使用されています。
また、ろ過しきれない微粒子などを更にろ過する目的としても、フルフロータイプ・バイパスタイプは使用されます。フルフロータイプ・フルフロータイプを経由したエンジンオイルはエンジンまで循環するのが特徴です。
③コンビネーション型
コンビネーション型オイルフィルターは、カートリッジ1個にフルフロー・バイパスとオイルフィルターがそれぞれ搭載されています。
カートリッジ内の2つのオイルフィルターがそれぞれ稼働します。ろ過したエンジンオイルを、フルフロー・バイパスと併用して、車のシステムを循環させています。コンビネーション型オイルフィルターは、他のオイルフィルターより複雑な構造ですが、製造コストを節約できる点がメリットです。
近年では、コンビネーション型を搭載したハイブリッド車などが増えています。
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オイルフィルターのタイプとは?3つのタイプの特徴を紹介!
オイルフィルターのタイプは、以下の3種類です。
- マグネット搭載タイプ
- スポーツタイプ
- 多層構造タイプ
①マグネット搭載タイプ
マグネット搭載タイプは、金属片を効率的に回収する目的で使用されます。また、エレメントでろ過しきれなかった金属の吸着もしています。
②スポーツタイプ
スポーツタイプは、高温になりやすい車のためのオイルフィルターです。熱に強い高粘度エンジンオイルを使用しており、エレメントの強度やろ過性能を上げる機能が装備されているのが特徴です。
③多重構造タイプ
多層構造タイプは、網目の細かさが違うエレメントを複数枚重ねていて、汚れを多く吸着できる機能が搭載されています。ろ過作業を効率的に行え、エンジンの性能を維持しやすいのがメリットです。
車に合ったオイルフィルターの選び方とは?
車にあったオイルフィルターの選び方ですが、基本的にはお店の方が合うものを選んでくれるため、自分自身で探すことは少ないでしょう。もし自分で選んでみたいという方は、以下を基準に探してみてください。
- 車検証に記載されている型番
- メーカーが公表している適合情報
車検証に記載されている型番で探す場合は、型式(数字とアルファベットの組み合わせ)を検索エンジンに直接入力すると良いでしょう。
もしエンジンの型式が分からないという方は、フィルターメーカーが公表している適合表から調べることが可能です。
まとめ
この記事では、オイルフィルターの値段を中心に、オイルフィルターの種類や交換費用なども解説してきました。
オイルフィルター自体高くはありませんが、種類の特徴を知って自分の車に必要なオイルフィルターを選ぶ必要があります。また、オイルフィルターの交換は自分でも行えますが、道具が揃っていない場合は事前に揃えなくてはいけません。自分で揃えると業者に頼むよりも高くなる可能性があるため、注意が必要です。
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引用元:ヨロスト公式HP
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