車のエアコンが臭い!原因と対処法・予防法を徹底解説


夏の暑さや冬の寒さから私たちを守ってくれる車のエアコン。しかし、快適なドライブを邪魔する「イヤな臭い」に悩まされている方も多いのではないでしょうか? この記事では、車のエアコンが臭くなる原因と具体的な対策方法をご紹介します。

 最後には、効果的な予防策もご紹介するので、この記事を読めば、もうエアコンの臭いに悩まされることはありません!快適な車内空間で、ドライブをもっと楽しみましょう。

目次

車のエアコンが「臭い」原因と対策

車のエアコンから発生する嫌な臭い。その原因は様々ですが、大きく分けて「フィルターの汚れ」「エバポレーターの汚れ」「車内やエンジンルームの汚れ」の3つが考えられます。それぞれの原因と対策について詳しく見ていきましょう。

フィルターの汚れやカビ

エアコンフィルターは、外気から取り込む空気中の塵や埃、花粉などを除去する役割を果たしています。そのため、使用していくうちに汚れが蓄積され、カビが発生することもあります。これが臭いの原因となる場合が多いです。

対策としては、定期的なフィルター交換が有効です。車種や使用環境にもよりますが、一般的には1年または10,000kmごとの交換が推奨されています。また、フィルターの汚れが気になる場合は、エアダスターなどで表面の汚れを吹き飛ばすのも効果的です。ただし、高圧洗浄機などはフィルターを破損する恐れがあるため使用を控えましょう。

エバポレーター(冷却器)の汚れやカビ

エバポレーターは、エアコンの冷媒を蒸発させて車内を冷やすための装置です。その構造上、結露が発生しやすく、カビや雑菌が繁殖しやすい環境となっています。エバポレーターに付着したカビや雑菌が臭いの原因となることもあります。

エバポレーターの洗浄は、専門業者に依頼するのが確実です。市販のエバポレーター洗浄剤もありますが、使用方法を誤るとエアコンシステムに悪影響を与える可能性があるため、注意が必要です。また、エアコンの使用後に送風運転を行うことで、エバポレーターの乾燥を促し、カビの発生を抑制することができます。

車内やエンジンルームに原因がある可能性も

エアコンの臭いは、必ずしもエアコン内部だけが原因とは限りません。車内に食べこぼしや飲みこぼしがあったり、タバコを吸っていたりする場合は、それらが臭いの原因となることがあります。また、エンジンルームからの排気ガスやオイル漏れが車内に侵入し、臭いを発生させるケースもあります。

対策としては、車内をこまめに清掃し、清潔な状態を保つことが重要です。シートやフロアマットのクリーニング、換気を定期的に行いましょう。また、エンジンルームからの異臭がする場合は、整備工場で点検してもらうことをお勧めします。

原因 対策
フィルターの汚れ、カビ フィルター交換、エアダスターによる清掃
エバポレーターの汚れ、カビ 専門業者による洗浄、エアコン使用後の送風運転
車内やエンジンルームの汚れ 車内清掃、換気、整備工場での点検
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車のエアコンの「臭い」種類から見る原因と対策

エアコンから発生する臭いの種類によって、原因と対策が異なります。それぞれの臭いの種類に応じた対処法を理解することで、より効果的に臭いを除去し、快適な車内環境を維持することができます。

すっぱい臭い

すっぱい臭いは、エアコン内部に繁殖したカビや細菌が原因であることが多いです。特に、湿気がこもりやすいエバポレーターにカビが発生しやすく、送風口から酸っぱい臭いが発生します。また、ドレンホースが詰まっていると、排出されなかった水分が溜まり、カビの温床となる可能性があります。

対策

エアコンフィルターの交換、エバポレーターの洗浄、ドレンホースの詰まり除去が有効です。カー用品店などで販売されているエアコン洗浄スプレーを使用する方法も手軽でおすすめです。

ただし、スプレーだけではエバポレーターの奥深くまでは洗浄できない場合があるので、専門業者によるクリーニングも検討しましょう。

かびくさい臭い

かびくさい臭いは、エアコン内部に発生したカビが原因です。フィルターやエバポレーターに付着したカビが繁殖し、風に乗って車内に臭いを拡散させます。特に、梅雨時期や夏場など、湿度が高い時期に発生しやすくなります。

対策

エアコンフィルターの交換、エバポレーターの洗浄が必要です。また、車内を乾燥させることも効果的です。窓を開けて換気したり、除湿剤を置くなどして、車内の湿度を下げるように心がけましょう。

エアコンの使用後には、送風モードで数分間稼働させて、エアコン内部を乾燥させるのも有効です。

甘い臭い

甘い臭いは、冷却水漏れが原因である可能性があります。冷却水には甘い匂いがするため、漏れが発生すると車内に甘い臭いが漂います。冷却水漏れはエンジントラブルに繋がる可能性もあるため、早急な点検が必要です。

対策

冷却水漏れが疑われる場合は、すぐに整備工場で点検してもらいましょう。漏れ箇所を特定し、修理が必要です。自己判断で修理しようとせず、専門家に見てもらうことが大切です。

オイル臭い

オイル臭い場合は、エンジンオイルやエアコンオイルの漏れが考えられます。エンジンオイル漏れはエンジンルームから、エアコンオイル漏れはエアコンユニットからの臭いとして感じられます。オイル漏れも放置すると重大な故障に繋がる可能性があるため、早めの点検が必要です。

対策

オイル臭い場合は、すぐに整備工場で点検してもらいましょう。漏れ箇所を特定し、修理が必要です。オイルの種類や漏れ箇所によって修理方法が異なるため、自己判断で修理しようとせず、専門家に見てもらうことが大切です。

臭いの種類 考えられる原因 対策
すっぱい臭い カビ、細菌の繁殖 エアコンフィルター交換、エバポレーター洗浄、ドレンホース詰まり除去、エアコン洗浄スプレーの使用
かびくさい臭い カビの繁殖 エアコンフィルター交換、エバポレーター洗浄、車内乾燥、送風運転
甘い臭い 冷却水漏れ 整備工場での点検・修理
オイル臭い エンジンオイル漏れ、エアコンオイル漏れ 整備工場での点検・修理

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車のエアコンが臭いのを放置するとどうなる?

車のエアコンから発生する嫌な臭いを放置すると、様々な悪影響を及ぼす可能性があります。快適なドライブを損なうだけでなく、健康への悪影響やエアコンの性能低下、燃費悪化などにつながることも。臭いを放置することで何が起きるのか、詳しく見ていきましょう。

身体への悪影響

エアコンの臭いの原因となるカビや細菌は、アレルギー反応を引き起こす可能性があります。特に、アレルギー体質の方や小さなお子さん、ご高齢の方は注意が必要です。具体的には、以下のような症状が現れる可能性があります。

  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 目のかゆみ
  • 喘息の悪化
  • 頭痛
  • 倦怠感

また、カビの中には、肺炎や気管支炎などの呼吸器疾患を引き起こす可能性のあるものも存在します。健康を守るためにも、エアコンの臭いは放置せずに適切な対処を行いましょう。

エアコンの風量低下と燃費悪化

エアコンの臭いの原因となる汚れは、エアコン内部の部品に付着し、風量の低下を招く可能性があります。フィルターやエバポレーターに汚れが詰まると、エアコンの効率が低下し、十分な冷房効果が得られなくなります

その結果、設定温度を下げる必要が生じ、エアコンの使用電力が増加し、燃費の悪化につながる可能性があります。

放置による影響 具体的な問題
エアコンフィルターの目詰まり 風量低下、冷却効果の低下
エバポレーターの汚れ 冷却効果の低下、燃費悪化、異音発生の可能性
ブロアファンの汚れ 風量低下、異音発生の可能性

これらの悪影響を避けるためにも、エアコンの臭いを感じたら早めに対処することが重要です。定期的なメンテナンスを行うことで、快適な車内環境を維持し、健康を守り、燃費の悪化も防ぐことができます。

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車のエアコンが臭いのを防ぐ方法

車のエアコンの嫌な臭いを防ぐには、日頃からのこまめなケアと定期的なメンテナンスが重要です。以下に具体的な方法を紹介します。

使用後のフィルター内の除湿

エアコン使用後は、送風モードで数分間稼働させることで、フィルターに付着した湿気を飛ばし、カビの発生を抑制します。特に梅雨時期や夏場は効果的です。送風時間は5分~10分程度が目安です。

これにより、エアコン内部の湿度を下げ、カビや細菌の繁殖を抑えることができます。

オフシーズンも定期的に稼働させる

冬場などエアコンを使用しない時期でも、月に1回程度はエアコンを稼働させましょう。10分~15分程度の稼働で、エアコン内部の潤滑油を循環させ、部品の劣化を防ぐとともに、カビの発生も抑制できます。

また、冷房だけでなく暖房も稼働させることで、より効果的にエアコン内部を乾燥させることができます。

車内清掃をこまめに行う

車内は、埃や食べかす、飲みこぼしなど、臭いの原因となる汚れが溜まりやすい場所です。こまめに掃除機をかけたり、濡れたタオルで拭き掃除をすることで、清潔な状態を保ち、臭いの発生を防ぎます。

特にフロアマットやシートの下は汚れが溜まりやすいので、重点的に清掃しましょう。また、消臭スプレーやオゾン発生器を使用するのも効果的です。

エアコンフィルターの交換とエバポレーターの洗浄

エアコンフィルターは、定期的に交換することが重要です。交換時期の目安は、1年または10,000kmごとです。汚れがひどい場合は、もっと頻繁に交換する必要があります。また、エバポレーターは、専門業者に依頼して洗浄してもらうのがおすすめです。

エバポレーターの洗浄は、1~2年に1度行うのが目安です。これらのメンテナンスを怠ると、臭いの原因となるだけでなく、エアコンの性能低下にもつながります。

項目 頻度 効果
使用後の送風 エアコン使用後毎回 フィルターの除湿、カビの発生抑制
オフシーズンの稼働 月に1回程度 内部の潤滑、カビの発生抑制、部品の劣化防止
車内清掃 週に1回程度 臭いの原因となる汚れの除去
エアコンフィルター交換 1年または10,000kmごと 臭いの除去、エアコンの性能維持
エバポレーター洗浄 1~2年に1度 臭いの根本的な除去、エアコンの性能維持

これらの方法を実践することで、車のエアコンの臭いを効果的に防ぎ、快適な車内環境を維持することができます。日頃からこまめなケアを心がけ、快適なドライブを楽しみましょう。

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車のエアコンが臭いのは放置しない!すぐに対策しよう

車のエアコンから発生する嫌な臭いは、フィルターやエバポレーターのカビや汚れが主な原因です。放置すると健康への悪影響やエアコンの性能低下につながるため、早めの対処が必要です。臭いの種類によって原因が異なる場合があるので、本記事で紹介した原因と対策を参考に適切な対処を行いましょう。

日頃からエアコン使用後の除湿や定期的な車内清掃、フィルター交換などの予防策を講じることで、快適な車内環境を維持できます。


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