【バッテリー上がり】ジャンプスターターの使い方を徹底解説!注意点も紹介


突然のバッテリー上がり、焦りますよね。でも大丈夫!ジャンプスターターがあれば、エンジンを再始動させることができます。このページでは、初心者の方でも安全に使えるよう、ジャンプスターターの基本から使い方、注意点までを写真付きで分かりやすく解説します。

さらに、バッテリー上がりの原因や予防策、ジャンプスターターがない場合の対処法まで紹介します。救援(JAFなど)を呼ぶ前に、まずはこの記事をチェック!いざという時に慌てないよう、準備をしておきましょう。

目次

ジャンプスターターを使うシーンは?

ジャンプスターターとは

バッテリーの電気を分けてもらう

ジャンプスターターとは、車のバッテリーが上がってしまった際に、エンジンを始動させるための補助電源のことです。モバイルバッテリーのようにコンパクトなサイズながら、強力な電流を供給することができます。

近年では、車のバッテリー上がりだけでなく、スマホの充電や、災害時の備えなど、様々なシーンで活躍できるよう、多機能な製品も増えています。

ジャンプスターターを使うのはどんなとき?

ジャンプスターターは、車のバッテリー上がりの際に使用するイメージが強いですが、実際には様々なシーンで活用することができます。ここでは、ジャンプスターターの主な用途について詳しく解説していきます。

車のバッテリーが上がった

ジャンプスターターの最も一般的な用途は、車のバッテリー上がりへの対処です。車のバッテリーは、ヘッドライトの消し忘れや、長期間の使用などで電圧が低下し、エンジンがかからなくなることがあります。

このような場合、ジャンプスターターを車のバッテリーに接続することで、エンジンを再始動させることができます。

メリット デメリット
  • ロードサービスを呼ぶよりも早く対処できる場合がある
  • 比較的安価に入手できる
  • 使用方法が比較的簡単
  • バッテリー上がり以外の原因では対処できない
  • ジャンプスターター自体が充電されていなければ使用できない
  • 製品によっては、対応できない車種もある

スマートフォンの充電

最近のジャンプスターターには、USBポートが搭載されており、スマートフォンやタブレットなどの電子機器を充電できるものが増えています。外出先でスマートフォンのバッテリーが切れそうな時でも、ジャンプスターターがあれば安心です。容量の大きな製品を選べば、複数回充電することも可能です。

キャンプなどアウトドアでのバッテリーとして

キャンプなどのアウトドアシーンでは、電源の確保が課題となります。ジャンプスターターは、ポータブル電源としても活用できるため、LEDランタンや扇風機など、様々な電化製品を使用することができます。

また、災害時など、停電が発生した場合にも、非常用電源として役立ちます。

LEDライト機能

多くのジャンプスターターには、LEDライトが搭載されています。夜間の作業時や、災害時など、暗い場所での照明として活用できます。製品によっては、点滅機能やSOS信号を送信できる機能を搭載しているものもあり、緊急時にも役立ちます。

このように、ジャンプスターターは、車のバッテリー上がりだけでなく、様々なシーンで活躍する便利なアイテムです。ぜひ、この機会に一つ備えてみてはいかがでしょうか。

ジャンプスターターの使い方を7ステップで詳しく解説!

ここでは、車のバッテリー上がりの際に使用するジャンプスターターの使い方を7つのステップに分けて解説します。安全に作業を行うために、各ステップと注意点をしっかり確認しましょう。

使い方①ジャンプスターターの電源を入れ、バッテリー残量を確認

ジャンプスターター本体の電源ボタンを押して電源を入れましょう。多くのジャンプスターターにはバッテリー残量を示すインジケーターが付いているので、使用前に残量を確認します。残量が不足している場合は、十分に充電してから使用してください。

使い方②車のボンネットを開けてバッテリーの端子位置を確認

車のボンネットを開け、バッテリーのプラス端子とマイナス端子の位置を確認します。バッテリーのプラス端子は赤いカバー、マイナス端子は黒いカバーで覆われていることが多いです。カバーを外す際は、プラスドライバーが必要になる場合があります。

使い方③ブースターケーブルを車に接続

ブースターケーブルの赤いクリップを車のバッテリーのプラス端子に接続します。このとき、クリップが他の金属部分に触れないように注意してください。

次に、ブースターケーブルの黒いクリップを車の車体のアースポイント(金属部分)に接続します。アースポイントは、バッテリーから離れた場所にあるボルトやナットなどが一般的です。車の取扱説明書に記載されている場合もあるので、確認してみましょう。

接続順番 ケーブルの色 接続場所
1 車のバッテリーのプラス端子
2 車の車体のアースポイント

接続の際は、クリップがバッテリーや車体に触れてショートしないように注意してください。

使い方④ブースターケーブルをジャンプスターターに接続

ブースターケーブルの赤いクリップをジャンプスターターのプラス端子に接続します。次に、ブースターケーブルの黒いクリップをジャンプスターターのマイナス端子に接続します。ジャンプスターターの端子には、プラスとマイナスの記号が表示されているので、確認してから接続しましょう。

使い方⑤車のエンジンをかける

ジャンプスターターを接続したら、車のエンジンをかけます。エンジンがかかりにくい場合は、数分待ってから再度試してみてください。1回の始動でエンジンがかからない場合は、無理に繰り返さず、時間を置いてから再試行しましょう。

車のエンジンがかからない場合はどうする?

何度か試してもエンジンがかからない場合は、以下の原因が考えられます。

    • バッテリーの寿命

バッテリーの寿命が近づいていると、ジャンプスターターを接続してもエンジンがかからない場合があります。バッテリーの寿命は一般的に2~3年程度とされています。

    • オルタネーターの故障

オルタネーターは、エンジンが稼働中にバッテリーを充電する役割を担っています。オルタネーターが故障していると、バッテリーが充電されず、エンジンがかかりません。

    • その他の原因

スターターモーターの故障や燃料系統のトラブルなど、バッテリー上がり以外の原因も考えられます。

これらの場合は、専門業者に点検を依頼しましょう。

使い方⑥ブースターケーブルを外す

車のエンジンがかかったら、ブースターケーブルを外します。外す際は、接続時とは逆の順番で行います。

取り外し順番 ケーブルの色 接続場所
1 ジャンプスターターのマイナス端子
2 ジャンプスターターのプラス端子
3 車の車体のアースポイント
4 車のバッテリーのプラス端子

ケーブルを外す際は、クリップがバッテリーや車体に触れてショートしないように注意してください。

使い方⑦車を走らせてバッテリー充電を満タンにする

ブースターケーブルを外した後、30分程度車を走行させてください。走行することで、オルタネーターがバッテリーを充電します。車のバッテリーが完全に充電されていない状態でエンジンを停止すると、再びエンジンがかからなくなる可能性があるので注意が必要です。

ジャンプスターターを外すときの手順

ジャンプスターターを安全に取り外すには、以下の手順に従ってください。

  1. 車のエンジンを停止する。
  2. ジャンプスターターの電源を切る。
  3. ジャンプスターターと車の接続を外す。

ジャンプスターターの注意点を紹介!無い場合はどうする?

ジャンプスターターは、いざという時に役立つ便利なアイテムですが、安全に使用する上で注意すべき点があります。また、保管方法や充電の頻度など、正しく理解しておきたいポイントを押さえておきましょう。

ジャンプスターター保管時の注意点

ジャンプスターターは、高温多湿の場所や直射日光の当たる場所での保管は避けましょう。バッテリーの劣化を招き、発火や爆発の危険性があります。理想的な保管場所は、直射日光の当たらない風通しの良い冷暗所です。

また、小さなお子様やペットの手の届かない場所に保管することも大切です。誤って使用したり、口に入れてしまうことを防ぐために、収納ケースに入れたり、高い場所に保管するなどの対策をしましょう。

ジャンプスターターは定期的に充電が必要!

ジャンプスターターは、使用頻度に関わらず、定期的に充電を行うことが重要です。充電を怠ると、いざという時にバッテリーが空になっていて使用できないことがあります。

また、バッテリーの寿命を縮めることにもつながります。充電の頻度は、使用頻度や保管環境によって異なりますが、少なくとも3ヶ月に1回は充電するようにしましょう。

充電する際は、必ず付属の充電器を使用し、指定の電圧・電流を守ってください。また、充電が完了したら、充電器からジャンプスターターを取り外しておきましょう。充電中に異常な発熱や異臭を感じた場合は、直ちに充電を中断し、販売店やメーカーに相談してください。

バッテリー上がりでジャンプスターターが無い・使えない場合は?

バッテリー上がりを起こしてしまった場合、ジャンプスターターがあれば便利ですが、所有していなかったり、使えない状況もあります。そのような場合は、以下の方法を試してみましょう。

1. ロードサービスを利用する

JAFや自動車保険のロードサービスに加入している場合は、ロードサービスを呼びましょう。電話で状況を伝えれば、現場まで駆けつけてくれ、バッテリー上がりを解消してもらえます。ロードサービスは、バッテリー上がり以外にも、パンクやキーの閉じ込めなど、様々なトラブルに対応してくれるので、加入しておくと安心です。

2. ブースターケーブルを使って他の車から救援してもらう

近くに車を停めている人がいれば、ブースターケーブルを使って救援してもらう方法があります。この方法は、他の車のバッテリーを利用して、自分の車のエンジンを始動させるというものです。

ただし、ブースターケーブルの接続を誤ると、感電や車両の故障につながる可能性があるので、手順を正しく理解しておくことが重要です。不慣れな場合は、無理せずロードサービスを依頼しましょう。

手順 接続元(救援する車) 接続先(救援される車)
1 プラス端子(+) プラス端子(+)
2 マイナス端子(ー) エンジンブロックの金属部分

接続の手順を間違えるとショートや故障の原因になります。自信がない場合は、ロードサービスを利用しましょう。

3. 押しがけをする

マニュアル車の場合、押しがけという方法でエンジンを始動させることができます。これは、車を一定の速度まで押してもらい、その勢いを利用してエンジンをかけるという方法です。ただし、AT車では押しがけはできません。

また、坂道や交通量の多い場所では危険なので、安全な場所で行うようにしましょう。押しがけは、ある程度の力が必要となるため、複数人で協力して行うようにしてください。

これらの方法を試してもエンジンがかからない場合は、バッテリー以外の部分が故障している可能性があります。無理にエンジンをかけようとせず、専門業者に依頼して点検してもらいましょう。

ジャンプスターターは、正しく使用・保管すれば、非常に便利なアイテムです。注意点を守り、安全に活用しましょう。

ジャンプスターターの安全な使い方を知って様々なシーンで活用しよう!

ジャンプスターターは、正しく安全に使用することで、いざという時に役立つ便利なツールです。安全に配慮し、様々なシーンで活用しましょう。
数多くのメーカーから様々な種類のジャンプスターターが販売されていますので、用途や予算に合わせて最適なものを選ぶことがおすすめです。

 

products/142141-1.jpg

『雷神~RAIJIN~』12/24V兼用ジャンプスターター

39,000円(税込)~

2024年9月04日
タグ: バッテリー

CONTACT

お問合せ

ヨロスト。へのお問合せは
コチラから

大量注文などのご要望も
お気軽にご連絡ください