エンジンオイルの粘度とは?粘度によるエンジンオイルの違いや選び方を解説


エンジンオイルには、さまざまな種類があり、それぞれ粘度が異なります。そのため、どのオイルを選べば良いのかわからないという方も少なくありません。

この記事では、エンジンオイルの粘度や選び方、オイルごとの違いを詳しく解説します。

記事内では、エンジンオイルの粘度を上げた場合と下げた場合にどうなるのかも詳しく紹介しています。 エンジンオイルの粘度について気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

     【目次】
  1. エンジンオイルの粘度とは?
    • 粘度によるエンジンオイルの違い
    • エンジンオイルの粘度の選び方
    • エンジンオイルの粘度を上げるべき場合とは?
    • エンジンオイルの粘度を下げるとどうなる?
    • まとめ

    エンジンオイルの粘度とは?

    エンジンオイルの粘度とは、オイルの液体の状態のことです。

    例えば、粘度が高い場合はドロドロの状態になります。また、粘度が低い場合には、サラサラの状態にエンジンオイルが変化します。

    車種によって、適切なエンジンオイルの粘度が設定されているので、それにあわせて適切なオイルを選びましょう。

    また、エンジンオイルは温度によっても粘度が変化します。オイルが高温状態の場合にはサラサラに、低温状態の場合にはドロドロの液体になります。

     

    粘度によるエンジンオイルの違い

    粘度によってエンジンオイルの特徴が異なります。ここからは、以下のエンジンオイルの特徴について解説します。

    • 低温粘度
    • 高温粘度 

    低温粘度

    低温粘度のエンジンオイルは、エンジンの始動から温まるまでのパフォーマンスが非常に高いです。

    粘度が低い状態であるほど、低温時のエンジン始動が良くなります。冬場などの寒い時期で暖気運転を行う際でも、走行時の燃費性能が飛躍的に向上するのがメリットです。

    高温粘度

    高温粘度のエンジンオイルは、エンジンが暖まった状態のエンジンパフォーマンスが高いです。

    気温が高い状態などで、車の燃費性能が大きく向上することもあります。

    ただし、粘度が高い場合、燃費が悪くなるのがデメリットです。しかし、油膜が厚く潤滑性能が改善され、結果的には「エンジン保護性能」の向上も期待できます。

     

    エンジンオイルの粘度の選び方

    エンジンオイルの粘度の選び方として、以下の4つがあります。

    • ベースオイルを選ぶ
    • 車購入時の粘度で選ぶ
    • 車の使い方から選び方
    • 車の走り方から選ぶ

    エンジンオイルの適切な選び方を詳しく解説します。

    ベースオイルを選ぶ

    ベースオイルは、オイルの基本性能を高める効果が限期待できるという特徴があります。

    ベースオイルには、具体的に3つの種類があり各種類ごとの特徴を理解する必要があります。

    • 化学合成油
    • 部分合成油
    • 鉱物油

    エンジンオイルの性能は化学合成油が最も良く、続いて部分合成油、鉱物油となります。エンジンオイルの燃料代を気にする方は、比較的安価な鉱物油の選択がおすすめです。

    車購入時の粘度で選ぶ

    各自動車に適切なエンジンオイルを選ぶ場合には、各自動車メーカーが推奨しているオイルの粘度を選んでください。

    各自動車メーカーが推奨しているエンジンオイルの粘度は、車ごとの取扱説明書で確認できます。

    車の使い方から選ぶ

    車の使い方でエンジンオイルの粘度を選ぶ方法も選択肢の1つです。

    通勤や通学で使用するだけの方であれば、粘度の低いエンジンオイルがおすすめです。また、長距離運転や燃費性能を重視したい方には、粘度の高いエンジンオイルをおすすめします。

    車の走り方から選ぶ

    車の走り方でエンジンオイルの粘度を選ぶ方法もあります。

    長距離を運転する場合には粘度が高いエンジンオイル、走行距離が少ない方には粘度の低いエンジンオイルがおすすめです。

     

    エンジンオイルの粘度を上げるべき場合とは?

    エンジンオイルの粘度を上げるケースは以下の3つです。

    • エンジンから異音がするケース
    • エンジンがパワーダウンしているケース
    • エンジンが高温になりやすいケース

    それぞれのケースについて詳しく解説します。

    エンジンから異音がするケース

    エンジンから異音が発生している場合には、オイルの油膜の厚みが走行に不十分な状態になっているサインです。

    エンジン内部の保護性や気密性が低下すると、燃費性能が悪化してしまい、最悪の場合、エンジンの故障にもつなががりかねません。

    エンジンがパワーダウンしているケース

    エンジンがパワーダウンしている場合にも、エンジンオイルの粘度を上げてみましょう。

    エンジンの異音と同じく、エンジン内部の気密性や保護性が低下が疑われます。

    エンジンオイルの粘度が分からない方は、整備工場やディーラーなどで車の状態を確認してもらい、適切なオイル粘度を教えてもらうのがおすすめです。

    エンジンが高温になりやすいケース

    エンジンが高温になりやすい状態では、オイルの粘度が低くなっている可能性が高いです。

    エンジンオイルの粘度が低くなると、エンジン始動時の動きが悪くなります。

    また、車を走行中にも、エンジン内部に過度な負担が必要になるため、高温になりやすい状況が発生します。

     

    エンジンオイルの粘度を下げるとどうなる?

    エンジンオイルの粘度を下げると以下のようなことが起こるかもしれません。

     

    • 燃費が悪化する可能性がある
    • エンジンのレスポンスが悪くなることがある

    それぞれ詳しく解説します。

    燃費が悪化する可能性がある

    エンジンオイルの粘度を下げると、燃費が悪化する可能性が考えられます。

    オイルの粘度は燃費性能に大きく関係するポイントです。オイルの粘度が低くなるほど、燃費性能が低下するかもしれません。

    車の燃費性能が気になる方は、粘度が高いエンジンオイル選びをおすすめします。

    エンジンのレスポンスが悪くなることがある

    エンジンオイルの粘度は、エンジンを始動させた際のレスポンスにも大きく関係してきます。

    エンジンオイルが低温になると、オイル自体はドロドロの状態になり始動性が悪くなる原因にもなります。

    エンジンのレスポンスを重視する方は、粘度が高いエンジンオイルを選択するよう意識しましょう。

     

    まとめ

     

    エンジンオイルの粘度は、車の走行性能やエンジン内部の気密性、保護性に大きく関係します。

    エンジンオイルは高温の状態だとサラサラに、低温の状態の場合にはドロドロに変化します。 さらに気温によってもオイルの粘度は変化するため、特に寒い季節や暖かい季節には、注意が必要です。

    この記事の内容をもう一度振り返りつつ、適切なエンジンオイルの粘度を選択しましょう。エンジンオイルの粘度が分からない場合には、各自動車メーカーが推奨するオイルの粘度を選んでください。

     

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    2023年12月18日

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