ウォッシャー液は水で代用できる?リスクと理由も解説


ウォッシャー液が切れてしまった!そんな時、水で代用できるか気になりますよね。この記事では、ウォッシャー液を水で代用する際のリスク(凍結、雑菌繁殖、水シミ、洗浄力低下など)を詳しく解説します。

この記事を読めば、なぜウォッシャー液が必要なのか、適切なウォッシャー液の選び方が分かり、愛車のウィンドウケアを万全にできます。

目次

ウォッシャー液は水で代用できる?

引用元:ヨロスト公式サイト

ウォッシャー液は水、そしてミネラルウォーターで代用することはできるのでしょうか。ウォッシャー液は本来、単に水を噴射するだけでなく、様々な役割を担っています。

実はこれらの役割から、水で代用することで様々なトラブルを引き起こす可能性があるとされています。

ウォッシャー液を水で代用するのはおすすめできない

結論、水での代用はおすすめできません。ウォッシャー液を水で代用すると、凍結や雑菌繁殖、水シミ、洗浄力低下など、様々な問題が発生するリスクがあります。これらの問題は、車の故障や美観の低下につながる可能性があるため、ウォッシャー液は適切なものを使用することが大切です。

一見、水で代用することでコストを削減できるように思えますが、後々、より大きな出費につながる可能性があるため、安易な代用は避けるべきです。

ミネラルウォーター代用もNG

ミネラルウォーターも、ウォッシャー液の代用としては適していません。ミネラルウォーターに含まれるミネラル成分は、ウォッシャー液タンクやノズル、配管などに付着し、詰まりや故障の原因となる可能性があります。

また、ミネラルウォーターも水道水と同様に凍結や雑菌繁殖のリスクがあり、洗浄力も十分ではありません。そのため、ミネラルウォーターであってもウォッシャー液の代用として使用することは避けましょう。

ウォッシャー液 ミネラルウォーター
凍結防止 凍結の可能性あり 凍結の可能性あり
洗浄・油膜除去 洗浄力低い 洗浄力低い
防錆効果 錆発生の可能性あり 錆発生の可能性あり
雑菌繁殖抑制 雑菌繁殖の可能性あり 雑菌繁殖の可能性あり

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ウォッシャー液を水で代用するリスクとは?

ウォッシャー液を水で代用すると、様々なリスクが考えられます。安全な運転のためにも、ウォッシャー液は適切なものを使用することが大切です。主なリスクは以下の通りです。

①気温が下がると凍る危険性

水道水やミネラルウォーターをウォッシャー液の代わりに使用した場合、気温が0℃以下になると凍結する危険性があります。ウォッシャー液は凍結防止剤が配合されているため、氷点下でも凍りにくく、ウォッシャー液本来の機能を果たすことができます。

水が凍ってしまうと、ウォッシャーノズルやタンク、配管などが破損する恐れがあります。特に冬期は、路面凍結防止剤の影響でフロントガラスが汚れることが多いため、ウォッシャー液の使用頻度が高くなります。そのため、水の凍結リスクはより高まります。

②タンク内で雑菌が繁殖する恐れ

水道水やミネラルウォーターには、微生物や不純物が含まれています。これらがウォッシャー液タンク内で繁殖すると、詰まりや悪臭の原因となる可能性があります。

また、繁殖した雑菌がウォッシャーノズルから噴射され、フロントガラスに付着することも考えられます。ウォッシャー液には防腐剤が添加されているため、雑菌の繁殖を抑制する効果があります。

③ボディやガラスに水シミが残る可能性

水道水にはミネラル成分が含まれており、これが乾燥すると水シミとしてボディやガラスに残る可能性があります。特に黒色の車などは水シミが目立ちやすいため、注意が必要です。ウォッシャー液は精製水を使用しているため、水シミのリスクを軽減できます。

また、撥水効果のあるウォッシャー液を使用すれば、水シミだけでなく雨シミの付着も防ぐことができます。

④洗浄力が弱くなり汚れが落ちにくくなる

ウォッシャー液には、油膜や虫の汚れなどを効果的に落とすための界面活性剤洗浄成分が配合されています。水だけではこれらの汚れを十分に落とすことができず、視界不良につながる可能性があります。

特に高速道路などでは、虫の付着による視界不良は危険です。ウォッシャー液を使用することで、安全な運転を確保することができます。

⑤頑固な汚れには効果が期待できない

鳥の糞、樹液、黄砂など、頑固な汚れは水だけでは落とすのが困難です。ウォッシャー液には、これらの汚れを分解・除去するための成分が配合されているため、効果的に汚れを落とすことができます。

また、油膜や虫の死骸なども、ウォッシャー液を使用することで容易に除去できます。以下に、水とウォッシャー液での汚れ落ちの違いをまとめました。

汚れの種類 ウォッシャー液
油膜 ×
虫の死骸
鳥の糞
樹液 ×
黄砂

※〇:効果あり、△:効果は限定的、×:効果なし

これらのリスクを避けるためにも、ウォッシャー液は適切なものを使用し、定期的に補充することが重要です。また、ウォッシャー液タンクの洗浄も定期的に行うことで、雑菌の繁殖や詰まりを予防することができます。

安全で快適なドライブのために、ウォッシャー液に関する正しい知識を持ち、適切な使用方法を心がけましょう。

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ウォッシャー液の種類と役割

引用元:ヨロスト公式サイト

ウォッシャー液は、ただの水ではなく、様々な成分が配合された洗剤です。その成分によって種類が分けられ、それぞれ異なる役割を担っています。

ウォッシャー液の役割

ウォッシャー液の主な役割は以下の通りです。

  • フロントガラスの汚れを落とす
  • 油膜を除去する
  • ウォッシャー液の凍結を防止する
  • ウォッシャーノズルやタンクの詰まりを防止する

これらの役割を果たすために、ウォッシャー液には洗浄成分、油膜除去成分、凍結防止成分、防腐剤などが配合されています。

ウォッシャー液の種類

ウォッシャー液は、主に用途や季節によって種類が分けられます。大きく分けると、通年タイプ、濃縮タイプ、寒冷地タイプの3種類があります。

通年タイプ

一年を通して使用できるタイプです。気温が氷点下にならない地域であれば、一年中使用できます。希釈せずにそのまま使えるストレートタイプが主流です。

濃縮タイプ

水で薄めて使用するタイプです。希釈倍率を変えることで、凍結温度を調整できます。経済的で、保管スペースも節約できます。

寒冷地タイプ

寒冷地向けに作られたタイプで、凍結温度が低いのが特徴です。気温が大きく下がる地域で使用します。-40℃まで対応するものもあります。

種類 特徴 用途 希釈
通年タイプ 一年中使用可能 気温が氷点下にならない地域 希釈不要(ストレートタイプが主流)
濃縮タイプ 水で薄めて使用、凍結温度調整可能、経済的 様々な地域、季節に合わせて調整 水で希釈
寒冷地タイプ 凍結温度が低い 寒冷地 希釈不要(ストレートタイプが主流)、一部希釈タイプあり

その他にも、撥水タイプや虫取りタイプなど、特定の機能を強化したウォッシャー液も販売されています。それぞれの製品の特徴を理解し、自分の車の使用環境や季節に合ったウォッシャー液を選びましょう。

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ウォッシャー液を水で代用するのはNG!

ウォッシャー液は水で代用できるかについて解説しました。結論としては、ウォッシャー液を水で代用することはおすすめできません。水道水はもちろん、ミネラルウォーターでも代用はNGです。

ウォッシャー液は、油膜汚れを落とし視界を確保するだけでなく、凍結防止や洗浄装置の保護といった重要な役割を担っています。安全運転のためにも、適切なウォッシャー液を使用するようにしましょう。


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