高品質な不織布を使用した濾紙構造により、ミクロン単位の細かな粒子もキャッチし、花粉やゴミをしっかりブロックします。
また、排気ガスやタバコの嫌な臭いを取り除き、車内の空気を清潔で爽やかに保つことができます。
定期的なエアコンフィルターの交換で、快適なドライブ環境を維持しましょう。
AIR-CONDITIONER FILTERS
エアコンフィルター
エアコンフィルターに関する【よくある質問】
Q:国産車のエアコンフィルター、交換時期の目安はいつですか?
A:エアコンフィルターの一般的な交換目安は「1年に1回」または「走行距離1万kmに1回」とされています。
使用環境によってはそれより早めの交換が推奨され、例えばタバコの煙や花粉・黄砂、排ガスの多い地域を頻繁に走行する場合は交換サイクルを短くすると良いでしょう。
特に消臭効果のある活性炭入りフィルターでは活性炭の効果が約1年で低下し、高機能タイプの抗ウイルス・抗菌コートも1年程度で効果が薄れるため、やはり1年ごとの新品交換が望ましいといえます。
Q:エアコンフィルターを定期的に交換すると、どんなメリットがありますか?
A:エアコンフィルターを適切なサイクルで交換することは、車内環境や機器の保護に多くのメリットがあります。
- 車内の空気質維持: 新しいフィルターは外気や車内のホコリ・花粉を効果的に除去し、清潔な空気を供給します。フィルターの汚れが原因で発生したカビの胞子や雑菌が室内に流入するのを防ぎ、アレルギー体質の方や乗員の健康を守ります。
- カビ臭や悪臭の防止: フィルターを定期交換することでエアコン内部にカビが繁殖しにくくなり、送風口からのカビ臭・酸っぱい臭いの発生を予防できます。快適で衛生的な車内空間を維持できます。
- エアコン性能と燃費の維持: 目詰まりのないフィルターはエアコン本来の風量を確保し、冷暖房効率の低下を防ぎます。エアコンに余計な負荷をかけずに済むため燃費の悪化を招きにくく、車両のエネルギー消費やバッテリー負担の増加を抑える効果もあります。
Q:エアコンフィルターを交換せず放置するとどうなりますか?
A:エアコンフィルターを長期間交換しないと、以下のような複数の悪影響が生じます。
まずフィルター目詰まりにより送風量が低下し、冷暖房の効きが明らかに悪くなります。エアコンは必要な風量を確保しようとモーターに負荷をかけるため、燃費の悪化やハイブリッド車ではバッテリーへの負担増にもつながります。
また、フィルターに溜まった埃や花粉が隙間からエアコン内部に侵入し、カビや雑菌が繁殖すると、吹き出し口からカビ臭・酸っぱい臭いが発生して車内に充満します。放置が長期化すると車内空気が著しく汚染され、乗員の健康(特にアレルギーを持つ方や小児・高齢者)に悪影響を与えかねません。
さらに深刻な場合、ブロアファン(送風機)の故障を招く恐れも指摘されています。フィルターが詰まった状態で使い続けると風量低下によりファンに過大な負荷がかかり、回転モーターの早期故障につながることがあります。
こうしたトラブルを防ぐためにも、フィルターは定期的に点検・交換することが重要です。
Q:エアコンフィルターにはどんな種類やグレードがあり、性能にどんな違いがありますか?
A:現在市販されているエアコンフィルターには、標準タイプから高機能タイプまでいくつかの種類があります。それぞれフィルターの素材や層構造が異なり、異物除去性能や付加機能に差があります。
- 標準タイプ: 一般的な不織布フィルターで、ホコリやチリ、花粉など比較的粗い粒子の捕集を目的としています。最近の純正品であれば花粉もある程度除去可能で、車内への花粉流入を大幅に減らす効果があります。基本的な防塵性能によりエバポレーター(冷却器)へのゴミ侵入も防ぎ、エアコン自体の保護にも寄与します。
- 消臭・脱臭タイプ: 標準フィルターに加え、活性炭などの消臭成分を含ませたものです。活性炭が排ガス臭やタバコ臭などの臭い分子を吸着することで脱臭効果を発揮します。喫煙車やペットの臭いが気になる場合、このタイプが有効です。ただし活性炭の効果は半永久ではなく、おおよそ1年前後で吸着能力が低下するため、定期交換が必要です。
- 高性能(高機能)タイプ: 防塵・脱臭に加えて抗アレルゲン・抗菌・抗ウイルス加工などを施した多層構造フィルターです。例えば高性能フィルターでは通常捕捉が難しい微小粒子状物質PM2.5(2.5μm級の粒子)をほぼ100%除去できる製品もあり、フィルター表面に付着した菌の繁殖を抑える抗菌剤や、スギ花粉・ダニなどアレル物質を不活化するコーティングが施されているものもあります。実際、欧州車向けの高性能フィルターでは3層構造(集塵層+活性炭脱臭層+ポリフェノール抗アレル層)によって微細な粒子の99%以上を捕集しつつアレル物質の働きを抑制する技術が実用化されています。最新の研究でも、HEPA相当の高密度フィルターであれば0.3μmサイズの粒子を99%以上捕集可能であり、PM2.5対策にも非常に有効であることが示されています。花粉症対策やウイルス対策に特に効果を発揮するのが高性能フィルターです。
このように、エアコンフィルターは用途や重視する効果に応じて選ぶことができ、価格も性能に比例して高くなる傾向があります。車内環境をワンランク向上させたい場合は高機能タイプを選ぶとよいでしょう。
ヨロスト。で販売しているエアコンフィルターは、高機能タイプに該当し、花粉・ホコリ・排ガス臭・菌・ウイルスなどを総合的に除去できる設計となっています。コストパフォーマンスにも優れており、法人・事業者様にもご満足いただける品質です。
Q:エアコンフィルターの選び方のポイントは何ですか?
A:エアコンフィルターを選定する際は、以下のポイントに注意すると適切な製品を選ぶことができます。
- 車種への適合確認: まずお使いの車にフィットするフィルター品番を確認することが重要です。フィルターは車種ごとに形状・サイズが異なり統一規格がないため、必ず車種に合った製品を選ぶ必要があります。
- 必要な機能と性能: ご自身や乗車者のニーズに合わせてフィルターのグレードを選びましょう。例えば、タバコを吸う車であれば消臭効果のある活性炭入りタイプ、花粉症やハウスダストアレルギーの方が乗る場合は抗アレルゲン・高集塵性能を持つ高機能タイプがおすすめです。ペット同乗が多い場合は防臭抗菌効果の高いものを選ぶなど、車内環境に応じて最適なフィルターを選択します。
- 純正品と社外品の比較: 自動車メーカー純正フィルターか、市販の社外互換フィルターかも検討ポイントです。それぞれ一長一短があります。純正品は品質や適合性が高く安心感がありますが価格は高めです。一方、社外品(互換品)はコストパフォーマンスに優れるものが多く選択肢も豊富ですが、メーカーや商品によってフィルター素材や耐久性・性能にばらつきがあります。信頼できるブランドの互換品であれば純正同等の性能を持つものもあります。価格だけでなく性能や口コミも踏まえて選ぶと良いでしょう。
- 予算と交換サイクル: フィルターの価格帯は性能によって異なります。一般的な防塵タイプは数千円以内、高機能タイプはそれより高価になります。高機能タイプでも効果維持のため交換サイクルは1年程度が推奨されるため、ランニングコストも考慮します。予算内で最も必要な機能を備えたフィルターを選ぶことが大切です。
以上の点を踏まえ、自分の車と使用状況に合ったフィルターを選択してください。
Q:自分の車に合うエアコンフィルターはどうやって確認できますか?
A:車種ごとにフィルターの形状・寸法や品番が異なるため、お乗りの車に適合する製品を確認する方法はいくつかあります。
まず基本的な方法は、車検証や車両の取扱説明書で車種名・型式・年式を確認し, その情報をもとにフィルターメーカーの適合表で対応品番を調べることです。自動車用エアコンフィルターには統一規格がなく、カーエアコンメーカー各社が車種に合わせて個別設計しているため、同じメーカーでも車種や年式によって適合するフィルターの形状やサイズが異なります。そのため、必ず「自分の車種・年式に対応する製品」であることを品番レベルで確認する必要があります。【適合表を確認】
もし適合品の選択に不安がある場合は、こちらからお問い合わせください。
Q:エアコンフィルターの交換方法・手順を教えてください
A:エアコンフィルターの交換作業は比較的簡単で、以下のような手順で行います(多くの国産乗用車で共通の方法です)。
- エンジン停止: 作業前に必ずエンジンを止め、キーを抜いて安全を確保します。エアコンのスイッチもOFFにしてください。
- フィルターの場所を確認: 車種によって収納場所は異なりますが、国産車の多くは助手席側グローブボックスの奥にフィルターケースがあります(一部車種では助手席足元やエンジンルーム内の外気導入口付近に設置)。不明な場合は取扱説明書で「クリーンエアフィルター」の項目を調べてください。
- グローブボックスの取り外し: グローブボックスを開け、中の物を空にします。側面を見るとダンパー(支えの棒)やストッパーがありますので、まずアーム状のダンパーを外し、次にグローブボックス左右の壁を内側に押し込んでストッパー爪を外します。その状態でグローブボックス全体を手前に引けば、ボックス本体が外れて奥に長方形のフィルターカバーが見えます。
- フィルターの取り出し: フィルターケースのフタ(カバー)に爪が付いているので、爪を押さえてカバーを開けます。中から古いエアコンフィルターを丁寧に引き出して取り外します。取り出す際にフィルターに付着した埃が舞うことがあるため、下に新聞紙を敷いたりマスクを着用すると良いでしょう。
- 新品フィルターの装着: 新しいフィルターを用意し、向きを確認します。フィルター側面や表面に「UP」や矢印のマークがあれば指示通り向きを上向き(または風向き)に合わせて挿入します。もしマークが無い場合でも、取り外した古いフィルターと同じ向き・表裏になるように差し込んでください。フィルターが確実に奥まで収まったらカバーを元通り閉じます。
- 元の状態に復帰: グローブボックスを元の位置に戻し、逆手順でストッパーをはめてダンパーアームを取り付けます。グローブボックスを閉めて作業完了です。最後にエアコンを作動させ、風量や異音をチェックして問題なければOKです。
以上が一般的な交換手順になります。所要時間は慣れれば10〜15分程度で、特殊な工具も不要な場合がほとんどです。初めてで不安な場合は無理せずディーラーや整備工場に依頼してください。
Q:使用済みのエアコンフィルターは掃除や洗浄をすれば再利用できますか?
A:基本的には、エアコンフィルターは使い捨て(交換部品)と考えるべきです。 フィルターは目詰まりしやすい繊維状の構造をしており、水洗いやエアダスター・掃除機で表面の埃を除去しても内部まで蓄積した汚れを完全には取り除けません。一見きれいになったように見えても、微細な粉塵や花粉、吸着した臭い成分などが繊維に残留しており、性能は新品時に比べ大きく低下しています。
メーカーもフィルターの洗浄再使用は推奨しておらず、目詰まりしたフィルターは新品と交換することが前提となっています。特に最近の高性能フィルターは抗菌・防カビ剤や活性炭などの薬剤がコーティングされているため、水洗いするとそれらの効果も失われてしまいます。
どうしても応急的に清掃する場合は、埃を軽く叩き落とす程度に留めましょう。それでも性能回復は限定的です。フィルターは定期交換して常にフレッシュな状態にするのが、車内環境とエアコンを良好に保つコツです。
Q:社外品フィルターを使っても安全性に問題はありませんか?
A:社外品(互換品)のエアコンフィルターを正しく選べば、多くの場合は安全かつ問題なく使用できます。ただし品質のばらつきに注意が必要です。信頼できるメーカー製であれば基本的な性能や耐久性は純正品と同等ですが、極端に安価なノーブランド品では素材の密度不足や作りの甘さにより性能が劣る例もあります。
安全面で特に注意すべきは、フィルターの強度とフィッティング精度です。粗悪な製品だと使用中にフィルターの一部が破れたり外枠から外れてしまい、フィルター本来の役目を果たさなくなる恐れがあります。もしフィルターが筐体内で外れてずれてしまうと、ろ過されていない空気がエアコン内部に侵入し、埃がエバポレーターやブロアファンに直撃して機器故障のリスクを高めてしまいます。実際、貼り付け式の簡易フィルターなどでは通風抵抗が大きくなりすぎたり、外れてエアコン内部に絡まって故障を招くケースも報告されています。
また、安価なフィルターは目が粗いため微細な粒子の捕集性能が低かったり、活性炭量が少なく脱臭性能が十分でない場合があります。結果的に交換サイクルが短くなり、トータルコストや車内環境の面で不利になることも考えられます。
ヨロスト。で販売しているエアコンフィルターは、ノーブランド品ながら、非常に高性能で、コストパフォーマンスに優れた製品を厳選しています。法人ユーザーからの評価も高く、安心してご使用いただけます。ただし、お使いの車に合わないエアコンフィルターを使用すると十分な性能が発揮されない可能性がありますので、必ず適合表で確認するか、不明な場合はお気軽にお問い合わせください。
Q:エアコンフィルターを交換したのにカビ臭などの臭いが取れない場合は?
A:フィルター交換後もエアコンの嫌な臭い(カビ臭・埃臭さなど)が残る場合、エアコンユニット内部(エバポレーター周辺)が汚れている可能性が高いです。エアコンフィルターは送風される空気中の汚れを除去しますが、エバポレーター(冷媒で空気を冷やす熱交換器)そのものに付着したカビや菌、埃までは直接きれいにできません。
エバポレーターは冷却時に結露水が発生し湿度が高くなるため、カビや雑菌が非常に繁殖しやすい環境です。フィルターを新品にしてもすでにエバポレーター表面に繁殖したカビから臭いが発生していれば、送風時にその臭いが出続けてしまいます。
対処法は、エアコン用の洗浄スプレーや専門業者によるエバポレーター清掃を行うことです。市販のエバポレータークリーナー(フォーム剤など)をエアコン送風路に噴射して内部のカビ・汚れを洗浄する方法があります。根本的にはディーラーや整備工場でエバポレーターを直接洗浄・抗菌コートしてもらうと効果的です。エバポレーターの洗浄は使用環境にもよりますが6ヶ月〜1年に一度程度行うと良いとされています。特に梅雨時や夏場にエアコンを多用した後はカビが繁殖しやすいので、フィルター交換と合わせて定期的なエアコン内部のメンテナンスを検討するといいでしょう。そうすることで、フィルター交換だけでは取り切れない臭いの原因にアプローチし、車内をより快適な空気環境に保つことができます。