「エンジンオイルが漏れているかもしれないけれど、何が原因?」「オイル漏れの応急処置が知りたい」などの悩みを持っている方もいるのではないでしょうか。
オイル漏れを放置すると、エンジンの破損や車両火災へと発展する可能性があり、非常に危険です。
経年劣化やエンジンのオーバーヒートなどが原因として考えられますが、プロでなければ本当の原因を見分けるのは困難なため、できる限り早く修理に出すようにしましょう。 愛車と長く付き合うためにも、オイル漏れについての正しい知識を身につけましょう。
この記事では、エンジンオイルが漏れる原因や引き起こすトラブルについて解説します。
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引用元:ヨロスト公式HP
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オイル漏れには2種類ある
オイル漏れには、直接目で見て確認できるものとできないものの2種類があります。
症状は違いますが、どちらも早めの対策が必要です。ここからは、2つの違いについて詳しく解説します。
直接確認のできるオイル漏れ
直接確認のできるオイル漏れは「外部漏れ」と言われており、駐車時に車の下にエンジンオイルが垂れている状態のことを指します。
漏れている液体の色が、黒く焦げたような匂いがする場合は、エンジンオイル漏れの可能性が高いです。 車の下に垂れていなくても、ボンネットを開けてみたときにオイルがにじみ出ていることもあるので、気づいたら早めに修理するようにしましょう。
直接確認のできないオイル漏れ
直接確認のできないオイル漏れは「内部漏れ」と言われており、エンジンの内部でオイルがもれてしまう現象のことを指します。
オイルが漏れているところが目に見えないため、気づくのが遅れることの多いです。排気ガスが白煙になったり、オイルが異常に減ったりしたらオイル漏れを疑いましょう。
エンジンオイルが漏れる原因4選
エンジンオイルが漏れてしまう原因には、大きく分けて以下の4つが挙げられます。
- オイルパンが壊れる
- ガスケットが劣化する
- エンジンがオーバーヒートする
- ドレンボルトに不具合が起きる
それぞれの原因について解説していくので、1つずつ確認していきましょう。
オイルパンが壊れる
1つ目のエンジンオイルの漏れの原因は、オイルパンの破損です。
オイルパンとは、循環しているエンジンオイルを冷却させるための一時的な溜まり場のことを指します。走行中の風を当てて冷却するため、車体下部から丸見えの場所に設置されています。 経年劣化による破損や、ボルトの緩みが原因になっている可能性もあるので、オイル漏れが起きたらまずはここを確認してみましょう。
ガスケットが劣化する
ガスケットの劣化がエンジンオイルの漏れの原因になることがあります。
ガスケットは、液漏れや気体漏れを防ぐ役割を果たしており、部品同士の隙間を埋めるための部品です。 隙間を埋めているガスケットが経年劣化により破損すれば、そこからエンジンオイルが漏れてしまいます。
エンジンがオーバーヒートする
エンジンのオーバーヒートもエンジンオイルの原因になります。
オーバーヒートすると、エンジンオイルは異常な高温下におかれるため、オイルの粘度の低下やガスケットがダメージを受けるなどの影響を受けます。 多くの部品の劣化につながるので、オーバーヒートすることがあればすぐ運転を止め、エンジンの冷却に努めましょう。
ドレンボルトに不具合が起きる
ドレンボルトに不具合が起きると、エンジンオイルの漏れにつながることがあります。
ドレンボルトは、タンク内のオイルが漏れないようにフタをする役割を持っており、ドレンボルトを抜くことで古いオイルを排出することができます。 ドレンボルトも経年劣化により摩耗していくので、定期的な交換が必要になる部品の1つです。
エンジンオイル漏れを放置することで起きるトラブル5選
エンジンオイルの漏れを甘くみて放置しておくと、多くのトラブルを招きます。
エンジンオイルの漏れの放置で起きるトラブルは、以下のとおりです。
- 車両火災につながる
- 査定金額が低くなる
- 車検が通らなくなる
- 排気ガスに白いガスが混じる
- エンジンが焼き付く
代表的なトラブルを5つ紹介するので、1つずつチェックしていきましょう。
車両火災につながる
エンジンオイルの漏れを放置すると、車両火災に発展する可能性があります。
オイルが漏れて減少すると、冷却が十分にできずエンジンの焼き付けを起こしてしまいます。 また、高温になったエンジンオイルがマフラーや高温部に接触することにより引火するリスクもあるので注意してください。
査定金額が低くなる
エンジンオイル漏れは放置すると修理に高額な費用がかかるため、愛車の査定金額が低くなります。
エンジンは「油汚れがなく、手入れが良い、一般調整程度で再販可能なもの」が標準状態とされており、重要なパーツなので査定への影響も大きいです。早期に修理すれば、比較的費用を抑えることができるので、深刻化する前に対策をしてください。
車検が通らなくなる
オイル漏れの状態で走行することは道路交通法違反になるため、車検に通りません。
車検時に検査員が行う下回り検査でオイル漏れがあった場合、その時点で車検を通すことができないので早めに修理しておきましょう。
排気ガスに白いガスが混じる
エンジンオイル漏れを放置していると、排気ガスに白いガスが混じることがあります。
白いガスは、シリンダーとピストンの隙間にエンジンオイルが入り込み、それがガソリンと一緒に燃焼することで発生します。 その他にも、エンジンオイルの減少により白いガスが発生することがあるので、異常を感じたら早めに確認しましょう。
エンジンが焼き付く
エンジンオイルが漏れ続けると、オイルが不足しエンジンが焼き付けを起こしてしまいます。
エンジンオイルには、冷却以外に密封や防錆、清浄、潤滑などの役割があり、エンジンを稼働させる上で非常に大切な役割を担っています。 大きな故障が起きる前に修理をしてください。
オイル漏れが起こった時の応急処置方法
もし、オイル漏れが起こってしまった場合の応急処置方法は以下の3つです。
- エンジンオイルを注ぎ足す
- 漏れ止め剤を使う
- オイルを粘度の高いものにする
これらはあくまで応急的なものなので、できるだけ早く修理をするようにしましょう。
エンジンオイルを注ぎ足す
エンジンオイルの漏れが深刻でない場合、エンジンオイルを注ぎ足すことで時間を稼ぐことができます。
注ぎ足すことは根本的な解決にはなりませんが、先述したようなトラブルに発展することを防ぐことができるかもしれません。 注ぎ足しを行う際は、水平で安全な場所に車をとめるようにしてください。
漏れ止め剤を使う
漏れ止め剤を使うことも、応急処置としては有効です。
漏れ止め剤はエンジンオイルに混ぜて使うもので、粘度を上げてエンジンオイルを漏れにくくします。 しかし、パッキンのような役割を果たしている「オイルシール」という部品が破損している場合は効果が期待できないので、注意しましょう。
オイルを粘度の高いものにする
オイルの粘度を高いものにすることも有効な方法の1つです。
サラサラしたオイルだと、劣化によってできたわずかな隙間から漏れ出しやすいです。そこで粘度の高いものに変えることで流出を抑えられることがあります。 しかし、粘度の高いオイルが全ての車に適しているわけではないことや、根本的な解決にはなっていないということを忘れないようにしましょう。
まとめ
エンジンオイルの漏れる原因には以下の4つが挙げられます。
- オイルパンが壊れる
- ガスケットが劣化する
- エンジンがオーバーヒートする
- ドレンボルトに不具合が起きる
放置すると修理費用が高額になったり、車両火災を引き起こしたりする可能性が高まるので、なるべく早く修理しましょう。
早期に発見し修理すれば、修理費用を抑えられるだけでなく、愛車を長持ちさせることにもつながります。正しい整備をして、楽しいカーライフを送ってください。
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引用元:ヨロスト公式HP
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